建築総合サービス業 株式会社トーケン

社長コラム

未来への胎動 代表取締役社長が、その想いを綴ります。

第54回トーケン労災互助会総会あいさつ

2024年7月26日

本日はご多忙のところ、社員のみなさま、互助会・協力企業のみなさま、「第54回トーケン労災互助会 総会」にご参会頂き、誠にありがとうございます。まずは、能登半島地震にて被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。7か月経った現状を鑑みるとまだまだ復興には時間が掛かりそうではありますが、建設業に携わる我々ができることに尽力し、早い復興を心より願っております。

昨年の総会では、坂本光司先生にご講演頂きましたが、根上理事長からお話があった通り、トーケンでは「人を大切にする経営」に基づく「5方良し」の方向性を進め、「つよく、やさしく、おもしろい企業づくり」のもと、今年「日本で一番大切にしたい会社大賞 中小企業庁長官賞」を受賞することができました。その節には、互助会・協力企業の皆様から過分なご厚志を賜りましたこと、深くお礼申し上げます。

社員を大切にすることはもちろん、互助会・協力企業も同様に、真のパートナーとして大切にするために、協力企業の優良従業員表彰や支払の現金化、電子請求の改善、中小企業庁が推奨する「パートナーシップ構築宣言」を行う等さまざまな取り組みを始めました。社内外問わず、心身ともに安心・安全で働きがいのある職場づくりを経営責任と捉え、これからも強い絆の互恵関係を築いていきたいと考えています。 

トーケンの業況を報告させて頂きます。建設業界においても他業種同様、物価高騰や資材価格の上昇、エネルギー問題、技術者の人手不足などが建設コスト、工期等に影響を及ぼしましたが、大型工事を含め多くの工事が完成・竣工し、おかげさまで昨年決算は売上高115億円(グループ売上高122.7億円)の増収増益となりました。設計部・設備部を設置してから設計施工の割合も年々高くなり、県内各所にて大型工事を施工するなか、Buddyやウチシルベ、トーケンリンクの賃貸管理など多柱経営の相乗効果もあり、今年度グループ売上高予測は130億円を超える勢いです。しかし現在の資材高騰や調達不足、働き手不足など、常に先見性をも経済の動向を注視し、この環境に対応していかなければなりません。互助会・協力企業の皆さまには、これらの時勢に併せて、コスト、品質、技術力の向上と共に、安全第一にて、引き続き、ご協力をお願い申し上げるところです。 

2024年問題に対してもトーケンでは早くから、根上会長が先頭に立ち「働き方改革は宝の山」として業務改革を遂行し、社員の皆さんや協力企業の皆さんのお陰で、規制以下の残業時間内での業務を達成し続けています。しかし働き手不足のところ、互助会・協力企業の皆さまに、大きな負担が掛かっていないか。無理をさせていないか。ということも注視し、工程管理も含め働き方の改善に、一緒になって今後も取り組んでいかなければなりません。

また、将来の取り組みとして、中堅若手社員の早急な成長を促すための育成併せて、設計施工案件の3Dの設計BIM化、施工BIMプロジェクトや、建設に特化した生成AIの活用を視野に入れ建設DXにも積極的に取り組んでいます。これからも業界の先頭に立って活動し続ける会社であり続けるために、互助会・協力企業の皆様にも一緒に取り組んで頂きたいと思います。 

ありがたいことに多くのお客さまの信用・信頼を受けることに、慢心せず、謙虚に、社員一同が、「真のパートナー」である互助会・協力企業の皆さんと互いに価値観を共有し、切磋琢磨し、共に歩んでいきたいと考えています。地域スーパーゼネコンとして、常に、更なる成長、発展の目標を掲げ、攻めの姿勢で、逞しく強かに、挑戦を続けていきます。 

最後に、夏本番を迎え、特に現場の皆さんには大変なご苦労がありますが、改めて作業所での熱中症対策を万全に施し、ご自愛頂きたいと思います。本日ご参会頂きました皆様の、ご健勝とご活躍を祈念申し上げ、本会また創立記念日のご挨拶とさせていただきます。

 

令和6年7月26日

代表取締役社長  伊野 博俊

全国安全週間(準備期間)を迎え

2024年6月1日

今年も全国安全週間が 7 月 1 日から 7 日まで実施されます。
期間中は「人命尊重」の基本理念のもと、自主的な労働災害防止活動を推進し、安全意識の高揚と、日常的な安全活動の定着を図ることを目的としています。

建設業 2024 年問題が取り沙汰され、働き方改革・業務改善が求められています。当社においても業務効率化に向けて、更に IT 化・DX 化を進めるなか職場コミュニケーションの取り方など、環境の変化は大きいと言えますが、どのような状況であっても「安全第一」の理念は変わらず、日々の安全活動の継続により「災害ゼロ」を実現しなければなりません。当社では、ゼロ災職場を築くため、この機会に、日頃の安全活動を振り返り、作業時の基本ルールの徹底をはじめ、リスクアセスメント、職場巡視、危険予知活動等、労働災害の防止に向けたさまざまな取り組みについて、意識が希薄になっていないか、安全活動を行うこと自体が目的になっていないかなど、今一度確認します。

安全週間にあたり、危険箇所の「見える化」などによる情報共有や、協力企業の皆さんと共に安全意識を高めていくことで、より一層、安心・安全な職場づくりを目指し、スローガン「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」を心に刻み、基本ルールを守って、誰もが安心して働くことができる職場の実現のため、全員が一丸となって安全活動に取り組んでいきます。これから本格的な夏を迎え、職場の熱中症対策も重要です。こまめな水分・ 塩分補給や、適度な休憩、日常の健康管理の徹底もしてまいります。

この期間、安全大会・安全研修会の開催や、互助会役員と合同の現場パトロールなどを予定し、現場でのポスター・垂れ幕の掲示や、安全バッチの着用などで、各自の意識の向上を図ります。

 

令和6年 6月 1日

 

代表取締役社長 伊野 博俊

新入社員を迎え

2024年4月1日

令和6年度 トーケングループ入社式

令和6年度 トーケングループ入社式

今年も3名の新しい仲間を迎えることができました。これから社会人として、やる気と希望に満ち溢れている、初々しい顔を拝見し、大変、嬉しく思います。これまで多く人にの支えられ、大切に育てられてきたことへの感謝の心を忘れずに、これからは社会人として、立派に成長してくれることを強く願っています。

社会人として、まずは「会社のコト」をしっかりと学び、社内コミュニケーションをしっかりとって、悩みがあれば相談して、共に喜怒哀楽を分かち合い、一緒に仕事をやり遂げていただきたい。そして、自分なりの考え・意見を持って行動し、反省を糧として目的を成就する思いで業務に取り組んで頂きたいと思います。

この4月、建設業も働き方改革関連法に基づく時間外労働の上限規制が導入されました。トーケンでは、常々、業務改革や人財確保と育成、時間外労働の見直し、またシニア活躍や女性活躍の推進、建設DXによる業務効率化、社員の意識醸成にいち早く取り組んできました。

こうした変化が激しい時代に、企業理念にもあるように、不易流行のもと、我々先輩社員も、新入社員も含め若い人達の考え方も取り入れ、時代を先取りし、先見性をもって挑戦し続けなければなりません。

この生まれ育った地域に貢献したいという志を持つ仲間が増えたことに感謝し、共に「地域スーパーゼネコン」を標榜し、「働きがい」を実感して「誇り」と「自信」を持って、邁進して行く所存です。皆様からの、更なるご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

 

令和6年4月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

 

第55期がスタートします

2024年3月1日

年明け早々の能登半島地震から2ヶ月が経ち、現在も啓開・復旧作業が続いています。被災された方々に、心よりお見舞い申し上げるとともに、復旧工事など、我々ができることに尽力していくことが務めであると捉え、皆様が平常の生活に戻れるよう、早期の復興を心より願っております。
さて、早いもので2024年も3月になりました。トーケンでは本日より新年度(第55期)が始まり、昨年度審査を受けた「第14回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の吉報を心待ちに、幸先の良いスタートが切れればと願っています。先ずは能登の復興は最優先ですが、南加賀では北陸新幹線が敦賀までの延伸を間近に控え、社会環境の変化による経済活性化に期待するところです。直近では、日経平均株価が史上最高値を更新するなど、経済見通しが明るくなってきていますが、もともとの人手不足と物価上昇による資材高騰が永続的になっています。
これまでも、これからも、多くのお客様からご下命頂くなか、品質・技術・価格・工程等すべてに於いて、お客様の期待や信頼に応えられるよう、また、お客様に寄り添った事業計画立案や知恵、創意工夫を提供していくためのノウハウの蓄積をして、 「トーケンに任せてよかった」と頼りにされる、地元から必要とされる「地域スーパーゼネコン」に向かっていきます。そのためにも協力会社との互恵関係に基づく真のパートナーシップ構築も必要不可欠です。今期のスローガンにある「強く、やさしく、おもしろい企業づくり」のもと、関わりある全ての人が満足を共感できるように、全社員が元気に逞しく強かに、挑戦を続けていきます。
みなさまには本年度も変わらぬご厚情と、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、期首のご挨拶とさせて頂きます。

 

令和6年3月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

年頭の御挨拶

2024年1月1日

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(2024年1月2日追記)

この度、能登半島地震として大きな災害が発生し、非常事態にて年を明けることとなりました。

令和6年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申しあげますとともに、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

被害にあったお客様や関係者がいる中、当社では新年早々より営業部・工務部を始め社員の皆様に復旧対応や客先確認などを継続しています。

余震もあり、不安な状況が続きますが、当社は大きな被害はなく社員全員の無事を確認しております。

まずは皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

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謹んで新春のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のご厚情と多くのお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年、当社は第二創業期として根上会長が先頭に立ち、これまで取り組んできた多くの挑戦と改革の集大成として「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査を向かえることができ、これまでの皆様の協力と努力のおかげで、高みへと前進していることを実感しました。併せて、業績も順調に推移しているのも、全社員と協力業者皆様の熱意と努力、そして、お客様からの信頼の賜物であることを心から感謝申し上げます。

本年は、これまでの多くのお客様のご下命と併せて、創業来の大きな案件が控えています。品質・価格はもちろんのこと、地に足をつけて、常に緊張感をもってお客様の信頼に応えていかなければなりません。そのためには、社員一人ひとりが自らの役割を果たし、「社員が主役みんなの会社」また、パートナーの協力企業と共にチームとして協働することが不可欠です。「未来への胎動」を合言葉に、未来を切り拓いていく気概をもって取り組んでいかなければなりません。しっかりとコミュニケ―ションをとり、進めていきたいと思います。

新しい年が始まり、「強くやさしくおもしろい」企業づくりの志のもと、お客様、関係取引先、協力企業に対して何ができるのかを追求し、全社一丸となって取り組んでいきたいと思います。
今年は辰年です。中国では辰、また竜は幸運・財産・幸福をもたらすものとされ、六十干支でみると今年は「甲辰(きのえたつ)」にあたります。甲(きのえ)は十干の第一位であり、新たな10年の始まりの年です。「登竜門」のことわざの「鯉が竜になる」ように、これまで培った力を存分に発揮し、大いに飛躍する年にしたいと願っています。

本年が皆さんとご家族にとってより良い年となりますことを祈念しています。また、引き続き全社一丸となって取り組んで参りますので、関係各位の皆様方には、変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

令和6年元旦

 

代表取締役社長 伊野 博俊

師走を迎え

2023年12月5日

社会情勢に大きな影響を及ぼした新型コロナは、漸く5類に移行したものの、世界に目を向けると、ロシア・ウクライナ紛争に端を発した原材料や資材の高騰、エネルギー問題など、私達の生活に大きく影響する問題が山積し、最近ではガザ・イスラエル紛争が勃発するなど、混沌とした時代となっています。
然しながら、トーケンが今年も順調に成長を続けていることは、日頃よりご厚情頂いて居りますお客様、協力企業様、そして社員皆様の力を結集した努力のお陰であり、改めて心より感謝申し上げます。これまでの変革と挑戦の中でトーケンの「社員が主役」という風土が醸成され、シニア社員や女性社員の活躍、そして幹部社員の責任感と若手社員の成長がより一層進んでいると実感しています。更にいい会社へ進化した年でもあり、女性活躍が評価され「えるぼし3つ星」認定、3年連続の「健康経営優良法人ブライト500」認定を頂くこともできました。
また、協力企業との真のパートナーシップ(信頼関係)構築に向けた大きな一歩となる取り組みとして、創立記念日には、人を大切にする経営学会会長の坂本光司先生にご講演頂き、更には、支払期日やでんさい期日の短縮、支払現金化100%、優良作業員表彰など制度の見直しを進め、協力企業の方、職人さんに「トーケンの現場で働きたい」と思って頂ける、安心・安全で働きがいのある現場作業所、信頼される企業に向かっています。
先を見据えると、今期はグループ売上高130億円の見込みとなっています。官民工事で多くの表彰を頂くと共に、現在20の建設現場が稼働中であり、今月には大手ゼネコンとの競争を経て受注した免震の大型工事が完成します。また、工事の大型化に伴い、建設DX化も推進することで、社員の働きやすさや休日取得にも取り組んでいるところです。
障がい者就労支援Buddyに取り組む緑化事業では、和倉温泉の旅館「加賀屋」に当社の緑化技術による植栽ユニット型屋上庭園を整備し12月の忘年会には社員の皆様にもお披露目することができました。
これから年末年始を迎え、慌ただしくなります。インフルエンザ警報も発令されましたが、これから益々寒い時期での健康管理に留意し、元気に新年を迎えられるよう、先ずは安全第一を徹底し、当社のステークホルダー、そしてサプライヤー(パートナー)からの信頼を受け、「強く やさしく おもしろい」会社を創って参ります。

 

令和5年12月5日

 

代表取締役社長 伊野 博俊

53回目の創立記念日を迎え

2023年7月27日

本日53回目の創立記念日を迎え、トーケン54期も中盤となりました。2021年度からの中期5ヵ年計画の通り、トーケン単体にて2期連続で売上高100億円を達成し、今期は資材高騰の影響もありますが、5年目に目標としていたグループ売上高130億円を3年目にして到達しそうな勢いです。

トーケンは「社員が主役」の企業として、社員一人ひとりが常に危機感と自覚・責任をもち、スローガンの冠にある「人を大切にする」という大命題が経営の根幹にあります。根上会長の熱い思いを受け、社員一人ひとりが「トーケンをもっと”いい会社”にしたい」と願い、会社のことを「ワガコト」として捉え、意識の醸成や働き方をはじめ、互いに切磋琢磨して業務に励んでいることが業績にも通じていると感じています。併せて、企業の成長性・与信力を鑑みたTSR74点という対外的な評価も、我々社員にとっての自信となり、大きな励みとなっています。

今年度、人を大切にする経営の「5方良し」の観点から、互助会及び協力企業を真のパートナーとして大切にするための取り組みを始めました。社内外問わず、心身ともに安心・安全で働きがいのある職場づくりを創造することは、経営責任と捉えています。53回目の創立記念日である7月27日、人を大切にする経営学会会長の坂本光司先生の講演を身近に拝聴する機会を得て、改めてトーケンと互恵関係のある協力企業と共に、更なる成長のため歩んでいく気概で、いろいろな意見や方策を実行し、みなさんのウェルビーイングに繋がることを期待しています。

2014年に金沢・小松の2本社制にしてから早9年目を迎えました。県内外の多くのお客様とのご縁に恵まれ、多くの実績を積み上げてきました。今では、生産設備施設の建設に於いては県内トップクラスだと、社員共々自負しています。営業展開力、顧客対応力、技術・品質力、コスト対応力、提案力向上の成果と、また社会貢献事業のBuddyやウチシルベ、賃貸管理など多柱経営に基づくブランディングの相乗効果もあり、多くの企業関係者にもトーケンの知名度も上がっています。「トーケンの工事看板をよく見かける」「会社に勢いがあるね」とお声掛け頂けるのは、社員皆さんの努力の成果として、対外的な素晴らしい評価であると捉えています。これからも、社員の皆さんの会社への熱い思いやモチベーションが上がるように、社員の代表である社長として、いろんな決断をしていかなければと考えています。

将来を見据えトーケンはこれまで以上に県内のトップ企業「地域スーパーゼネコン」として、人材確保と育成、建設DXと技術力、生産性の向上など、逞しく強かに、いろいろな取り組みに挑戦し続けることが、モチベーション高く、やる気の集団「つよく、やさしく、おもしろい」会社として、更なる成長になると信じています。

最後に、この先も猛暑が続きますが熱中症対策を万全に、どうぞ、ご自愛ください。これから益々の皆様のご健勝とご活躍を祈念し、私からのご挨拶とします。

 

 

令和5年7月27日

 

代表取締役社長  伊野 博俊

トーケン労災互助会安全大会 挨拶(一部抜粋)

2023年6月1日

本日はご多忙のところ、「トーケン労災互助会 安全大会」にご参会頂き、誠にありがとうございます。また、協力企業の皆様には、常日頃より、ご支援ご協力賜わり、改めて、感謝と御礼を申し上げます。本日より今年度の「全国安全週間」の準備月間に入りました。スローガンは「高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場」です。今一度、当社の安全管理について再認識し、安全への取り組みをより一層強化していかなければなりません。本日「トーケン労災互助会安全大会」を開催し、改めて、皆様と共に安全意識の向上を図りたいと思います。

建設現場では、転落、墜落、火災等いろいろなリスクがあります。「真の安全第一」が、経営の基本原則として、一切の妥協をせず、日々の業務に関しても安全を最優先に考え、皆様が安全安心に仕事ができる職場環境を実現していかなければなりません。そのためには、皆様のご協力が必要です。現場での作業前には、しっかりと安全確認を行い、それぞれが責任を持ち、自分自身や周囲の安全に気を配るようお願いします。また、安心・安全な職場・作業環境を構築するためにも、安全に関する知識や技術を習得し、意識的な安全行動、安全基準の遵守が必要であり、皆さん一人一人の絶え間ない努力の積み重ねが重要です。この安全週間、安全大会を機会に、いつも安全パトロールや安全指導でお世話になっております森國顧問の安全講話も踏まえ、日頃の安全活動を振り返り、形骸化、マンネリ化していないか、何のために日々取り組んでいるのか、安全意識を高揚させ、これからの安全活動に取り組んでいただきたい。 

令和6年4月から建設業にも時間外労働の罰則付き上限規制が適用され、この業界でも「目指せ週休2日+360時間(ツープラスサンロクマル運動)」を推進しています。トーケンでは、5年程前から「働き方改革は宝の山」をスローガンに業務改善を遂行し、社員の皆さんや協力企業の皆さんのお陰で、ここ数年進化しながら、規制以下での残業時間を達成し続けています。生産支援やデジタル化、IT化を進め、生産性の向上に努めてきました。いま現在、建設ÐXが叫ばれています。当然この先、更にBIMをはじめDX化を進めていかなければなりませんが、この建築業界の作業所では、これからはAI等を駆使し活用する場面も出てくるかとは思いますが、まだまだ、みなさんの人の手に頼っていかなければなりません。貪欲に、アナログなことですが、日々の安全活動を継続することで、「安全職場」「ゼロ災害」を実現するため、先ずは「安全第一」の精神に基づき、人命尊重を最優先し、安全の確保、働く人たちに、働き手のより良い作業環境の整備を推進することは、経営責任であり、トーケンの社会的使命でもあると思っています。スローガン「高める意識と安全行動」をしっかりと心に刻んでください。取引業者の皆様を「真のパートナー」として大切にして信頼関係を築けるよう、誠心誠意、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

これから、夏本番を迎え、特に現場の皆さんには大変なご苦労がありますが、職場での熱中症対策を万全に施し、ご自愛頂きたいと思います。最後に、本日ご参会頂きました皆様の、ご健勝とご活躍を祈念申し上げ本会のご挨拶とさせていただきます。

 

令和5年6月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

 

第54期始動!

2023年3月1日

トーケンは、2月末をもって53期を決算し、3月1日より新年度がスタートします。昨53期は、トーケングループとして7期連続にて売上高100億円の達成と併せ、2期連続にてトーケン単体に於いても売上高100億円を達成見込み、また、長引くコロナ禍やウクライナ情勢によるモノ不足、原材料の高騰、エネルギー問題など、目まぐるしく変化する経済情勢に於いて、当初厳しいと予想されていた利益も例年並みを維持できそうです。改めて、社員一人ひとりの日々の努力と、平素よりお世話になっております、お客様、お取引企業様、関係者の多くの皆様のお陰と、心より深く感謝と御礼を申し上げます。

さて、根上会長の 最高経営戦略に基づく第54期スローガンは 「人を大切にする 地域スーパーゼネコンの使命を果たす!~「いい会社」で地域共生社会に貢献しよう~」です。今年度も引き続き、社員にとって心身ともに安心して働くことができる職場環境づくりはもとより、地域から愛され必要とされる「地域のお役に立つ企業」として、顧客満足・従業員満足と併せ、トーケンに関わるすべての方と「人を大切にする」企業づくりを目指します。

そのためにも、地域を牽引していく「地域スーパーゼネコン」として相応しい「誇りをもてる目標」を必達していかなければなりません。社員一人ひとりの「自覚と責任」と、社内外の英知を結集し、慧眼をもって、一歩ずつ着実に成長していく所存です。先行き不透明な時代が続きますが、本年度も、全社員が元気で闊達に活動して参ります。昨年同様、変わらぬご厚情と、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、期首のご挨拶と致します。

 

令和5年2月28日

代表取締役社長 伊野 博俊

 

年頭の御挨拶

2023年1月1日

新年あけましておめでとうございます

第8波のコロナの拡大が懸念される所ではございますが、こうして本日皆さんと新年を迎えることはでき、大変嬉しく思っております。また、多くのお客様をはじめ、協力会社の皆様におかれましては、旧年中は大変お世話になり、本年も昨年と同様、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

今年も昨年に引き続き、トーケンは「人を大切にする経営」を実践し、多くのお客様をはじめ、社員の皆さんはもちろん、協力会社の皆様も社外社員として大切にして参ります。そして、私たち一人一人がしっかりと自覚と責任を持ち、自分たちの誇れる会社として全社員が力を合わせ、心を一つにして、顧客満足と地域貢献に最善を尽くすよう、全社一丸となって取り組んでまいります。

さて、直近の業績見通しは、7期連続100億(トーケン単独100億)の達成見込みとなっております。昨年12月に金沢大学病院機能強化棟を20億で落札しました。現在施工中のこの工事は、免振工事や病院施工においてのトーケンのQCDSEが試され、世間に実力を見せる良い機会と捉えています。年末には、YMC小松事業所生産支援棟を受注することができました。同様に今年は大型民間工事が多く控えており、5億クラスの案件も多く、一つひとつ確実に、マイルストーンを押さえ、取り組んでいかなければなりません。また大小を含めた設計施工の案件も目白押しであり、社内外の連携を密に取って頂きたいと思います。また、これまで長年続いたJV 大型工事の完成もあり、JV 出向先から戻るなど、これからますます、若手中堅社員の活躍の場が増えてきます。これから活躍が期待される若い所長には、互いに切磋琢磨し、よく上司と相談し、自覚と責任を持ってしっかりとやり遂げていただきたいと、大いに期待をしています。

最後に、今年は癸卯(みずのとう)の年でございます。「癸卯」は去年までで色々なことの区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていく年とのことです。我々、経営陣しかり、互助会の皆さんと社員一人一人が、目標に向かってチカラを合わせ、荒波を切り開き、逆風でも前を目指し、これまでの成長や勢いを止めることのないようにしていきたいと願っています。私自身も根上会長とともに、最前線で一志を持って取り組んで参ります。今年一年が癸卯の年として、トーケン関係者各位の更なる発展と素晴らしい飛躍の年となりますことを祈念して、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

 

令和5年元旦

代表取締役社長 伊野 博俊

本年を振り返り

2022年12月14日

早いもので本年も残すところ半月となりました。今年もこうして地域と共に成長していけることは、ご厚情いただいておりますお客様、協力業者様、そして優秀な社員のおかげであり、皆様には心より感謝申し上げます。また、本日の日本経済新聞(全国版)に「令和4年度高年齢者活躍企業コンテスト」厚生労働大臣表彰優秀賞を受賞した当社の紹介が掲載されました。この大変名誉ある賞の受賞は、トーケンを変革・改革されてきた根上会長と、トーケンで活躍されている技師長やシニア社員、そして先輩社員に敬意を払いながら技術を伝承する社員の皆さんのおかげです。

さて、トーケンの今年一年を振り返ると、本当に多くの出来事がありました。まずは2月に金沢本社増築によって設計部も金沢常駐となり、金沢では会議室や応接室も増え、小松・金沢本社共に余裕のある快適な職場環境となりました。また、3月に発表した53期スローガン「人を大切にする経営」に基づき、年間を通して経営のあり方を考え、実践してまいりました。社員には、残業30時間実現のほか、教育・介護基金制度、住宅手当制度などを整備し、社外社員として車の両輪である協力企業様には、締日から支払までの期日短縮と、でんさいの支払サイトの短縮に取り組みました。5月と9月には、新たに整備した社員も活用できるゲストハウス八尾四季邸「春の風」に社員やお客様を招待し、有効活用ができたのも富山で地盤を固めていく将来を見据えた大きな成果です。また、地域貢献や地域共生社会を目指す取り組みとして、障がい者就労支援プロジェクトBuddyや高齢者施設紹介センターウチシルベの活動もあります。多方面でこれまで永年培ってきた成果が、高年齢者活躍企業コンテストでの厚労大臣表彰優秀賞の受賞や、健康経営優良法人ブライト500として、社会にカタチとして評価されたことは、社員にとって励みにもなります。

建設本業での表彰においては、4月こまつまちなみ景観賞(今出電気商会)、7月金沢市優良建設工事表彰と建災防安全優良表彰(中央小学校屋内運動場)、また11月石川県土木部長優良建設工事表彰(県立図書館その2)など多彩でありました。民間工事においても、多くのお客様から感謝状をいただきました。

未来への投資としては、リファラル採用での増員、生産性向上と働き方改革に基づく会議体でのペーパーレス推進とタブレットの活用、BIMを中心とした建設 DX に向けた取り組みも進めています。

これから悪天候の日も多くなります。みんなで元気に新年を迎えることができるように、安全第一を徹底し、地域から必要とされお役に立つ企業として志高く「人を大切にする経営の実践」と「地域未来共生社会の実現」に向けて取り組んでまいります。

 

令和4年12月15日

代表取締役社長 伊野 博俊

トーケン労災互助会総会あいさつ

2022年7月27日

DSC02509 - コピー 本日7月27日をもってトーケンは創立52周年を迎えました。私自身は社長に就任して3年目となります。ここ数年を振り返ると、コロナで世の中が大変な状況でしたがトーケングループ6期連続売上高100億、前52期に於いてはトーケン単体で売上100億を達成することができ、堅調に増収増益を維持してきました。今期も前年同様、上期中に目標売上の達成がほぼ確実となりました。これも単に「受注が命」とするトーケンの真髄を社員皆さんが意識醸成し「ワガコト」として捉え、顧客要求に応えるために誠意ある努力と協力のおかげであると共に、互助会企業様のお支えがあってはじめて目標達成できると、改めて心より感謝申し上げます。これからこの手持ち工事を互助会のみなさまと共に連携して、先ずは安全第一のもと無事に完成を迎えられるよう努力していかなければなりません。また、下期に向けた営業活動は、来期の大型案件を一つ一つ確実に精査して受注に向けて取り組み、更に将来に向けた顧客基盤の強化拡大も必須です。常にアンテナを張りしっかりと種まきをして頂きたいと思います。互助会企業の皆様も、安心してトーケンに付いてきて頂きたい。先般頂いた石川県建設業協会の資料において、トーケンは、建築・土木も併せた県内施工高が一昨年より県内トップとなっています。会社が強ければ、みなさんは「誇り」と「自信」と「やりがい」をもって仕事ができます。会社が強くなるために、永続的に発展・成長し続けることが、如いては、社員の家族、また、互助会企業の皆様の幸せと安心を守ることに繋がると考えています。地域貢献事業ウチシルベでは、コロナ禍で開催できなかったセミナーをようやく開催できるようになり、田中マネージャーも活躍されてます。南陽園とコラボしている障がい者就労支援プロジェクトBuddyもトーケンの地域共生社会への取組みとして周知されるようになってきました。建設本業を真柱として、互いに相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 社員一人ひとりが、社員が主役の企業として自覚と責任をもって工夫して主体性を持ち業務に向かっているように思います。この先、社員みなさんが充分な成果を発揮できるより良い職場環境づくりのために、また、地域スーパーゼネコンを標榜するトーケンとしては、パートナー企業である互助会のみなさまが安全で安心して仕事ができる環境づくりに努めて参ります。これまで皆さんと共に取り組んできた意識改革、業務改革、働き方改革など、生産性の向上だけでなくいろんなトランスフォーメーションも時勢に併せて取り組んでいかなければなりません。その一つが根上会長が推奨する「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」であり、あらゆる取組みが社員皆さんや互助会のみなさまにとって生涯安心して働ける最善の職場として、トーケンへの帰属意識の高揚に繋がるはずです。トーケンが更に「つよく、やさしく、おもしろい」に向かうことが、互助会のみなさまにも良好な形でに波及し、共に成長できるように務め、励んでいきたいと思います。

 最後に、今年は早い梅雨明けとなり猛暑が続きますが、コロナ対策と併せて熱中症対策など健康には十分注意してお互い元気に盛夏を乗り切り、本日ご参会の関係各社の益々のご発展と、皆様のご健勝とご活躍を祈念して、私からのご挨拶といたします。

 

令和4年7月27日

代表取締役社長  伊野 博俊

 

トーケン労災互助会安全大会あいさつ

2022年6月2日

 本日はご多忙のところ「トーケン労災互助会安全大会」にご参会頂き有難うございます。今年度は新型コロナ感染予防対策を講じた上で3年振りの開催となり、常日頃より皆様のご理解とご協力に心より感謝を申し上げます。当社52期決算も増収増益となり、創業以来はじめてトーケン単体売上高100億を達成することができました。主な完成工事としては、民間の大型工事をはじめ、官庁の大型工事やJV工事にも参画していますが、軽微な事故や物損事故等がありましたが重大災害もなく、無事に多くの工事を完成できたのも協力業者皆様のお陰です。

 本日、安全講話をしていただきます「ふくい労働安全コンサルタント所長」で「トーケン安全顧問」である森國顧問の安全指導を受け、月1回の社内安全衛生協議会の報告によりますと、以前と比べて安全に関する指摘事項も変わってきています。各作業所における皆さんの安全意識や細かな取り組み、安全管理が進歩・向上してきていると実感し、根上会長と思いを同じくしているところです。森國顧問には、引き続き、大所高所からのご指導をお願い申し上げます。

 さて、今年度の安全週間スローガンは「安全は急がず焦らず怠らず」です。日頃より皆様には、永年培ってきた作業時の「基本ルール」の徹底をはじめ、リスクアセスメント、職場巡視、危険予知活動、ヒヤリハット活動等、労働災害の防止に向け、様々な取り組みを続けていただいています。安心・安全な職場を築くためには皆さん一人一人の絶え間ない努力の積み重ねが重要です。この安全週間そして安全大会を機会に日頃の安全活動を振り返り、マンネリになっていないか、何のために日々取り組んでいるのか、安全意識を高揚させ、これからの安全活動に取り組んでいただきたいと強く願っています。職場環境に目を向けると、新型コロナウィルス感染症予防対策に於けるテレワークやマスクの着用など、働き方や職場のコミュニケーションのとり方にも変化が生まれました。しかし、どんな状況であっても安全第一の理念は変わるものではなく、日々の安全活動を継続することで、「安全職場」「ゼロ災害」を実現しなければなりません。

 第53期のトーケングループスローガンは、「人を大切にする 地域スーパーゼネコンの使命を果たそう」です。「人を大切にする」の人には、社員とその家族と取引先社員とその家族も入っています。また、毎年トーケンの経営方針の中に「「真の安全第一」安全管理力を高め、休業災害の撲滅と重大災害ゼロを厳命とする!!」があります。何よりも、先ずは「安全第一」の精神に基づき人命尊重を最優先し、安全の確保、より良い作業環境の整備を目指すことは、われわれ建設業が重要な社会的責任を果たすことにも繋がっていきます。これから、夏本番を迎え、特に現場の皆さんには大変なご苦労がありますが、今年度も新型コロナウィルス感染症予防対策と熱中症対策、バランスよく両立させて、安全と健康にご留意願います。最後に、本日ご参会頂きました会員皆様の、ご健勝とご活躍を祈念し、簡単ではございますが、安全大会のご挨拶とさせていただきます。

 

令和4年6月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

新入社員を迎え

2022年4月1日

本日入社式にて、新卒採用5名、リファラル採用2名の計7名の、新しい仲間を迎えました 。 特に新卒の皆さんに於いては、人生の大きな節目としてのスタートに立ち会う感慨深さと、併せて、根上会長の入社式講話にもあったように、今期のスローガンにもある 「人を大切にする」責任の重さを、改めて銘肝しました。

また、今回の様にリファラル採用にて、業界に精通した方々が入社して頂けることは、地域・業界の中でトーケンに勢いがある証であると思っています。今まで培ってこられた知識・経験をもとに、十分にチカラを発揮して頂ければと期待しています。

本日入社された皆さんが、これから将来に向け、新しいトーケンを創っていく気概で、何事にも挑戦し、ノウハウ・経験・スキルを蓄積し、「働きがい」を実感して、「誇り」「自信」を持って仕事をしている姿を、早々に拝見できる日が来るのを楽しみにしています。「地域スーパーゼネコン」を標榜する我々と、同じ志を持つ仲間として、迎えられることを、心から歓迎して、この新しい風が、更なる社員の成長と会社の発展に繋がることを大きく期待したいと思います。

 

令和4年4月1日

 代表取締役社長 伊野 博俊

第53期スタート

2022年3月1日

金沢本社の増築も完成し、新しい職場環境でのトーケングループ第53期が、3月からスタートします。
昨52期は、常態化したコロナ禍の中、グループ売上高6期連続100億円の達成に併せ、トーケン単体に於いても、創業以来初の売上高100億円を達成、当初目標の利益も確保することができました。

社員一人ひとりの努力に併せ、平素よりお世話になっております、お客様、お取引企業様、関係者の多くの皆様のお陰様と、心より深く御礼申し上げます。
さて、昨年度に引き続き、中期5カ年計画の2年目を迎えます。根上会長の 最高経営戦略に基づく53期スローガンは 「人を大切にする 地域スーパーゼネコンの使命を果たそう」です。

まずは、「社員が主役」の企業として、社員一人ひとりが『働きがい』、『誇り』と『自信』を持って、「地域スーパーゼネコン」を標榜する企業として、 しっかりと地域に根付いたお仕事をさせて頂き、地域のリーディングカンパニーとしての相応しい売上利益を確保することです。その上で、引き続き地域共生および地域貢献に取り組み、社員はもちろん利害関係者、地域の関わりのある人たちまで、このコロナ禍での不安を払拭できるよう、いろいろなカタチで社会に貢献できる堅実な企業経営を行っていきます。
この激動の時代に、我々トーケンは常に先見性をもって、逞しく、強かに、力強く、社員一人ひとりの成長と併せ、会社の着実な成長と進化を続け、邁進して参ります。

今期も引き続き、みなさまからのご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げ、期首のご挨拶とさせて頂きます。

 

令和4年3月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

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