変化こそが生命の真の姿

社員ブログ ~みんなが主役~ 2026年5月27日

変化こそが生命の真の姿

昨夜、ウォーキングの帰り道、寺院の前を通ると、掲示板の一文に目がとまりました。
「変化こそが生命の真の姿」。米国の生化学者ルドルフ・シェーンハイマー(1898〜1941)の言葉だそうです。

氏の業績を一言でまとめると、「私たちの身体は、見た目は同じでも、中身の分子は毎日入れ替わっている――それを世界で初めて科学的に証明した人」。
固定された形あるもののように見える「生命」が、実は絶えず作り替えられ(変化)続けている。を、八十年以上前に教えてくれた科学者です。

氏の提言と、「時代・社会の変化」が、自分の中で重なりました。もちろん、氏が今日の「AIの台頭」まで予見できたわけではないと思います。
それは時代の制約として、当然のことかもしれません。それでも、その思想は時を超えて、現代の私たちにも、「問いかけて」いるようにも感じました。

「変化こそが生命の真の姿」なのだとしたら、日々学習を重ね、能力を拡張し、進化しつづけるAIもまた、ひとつの「生きモノ」と呼べるのではないだろうか――と。文章を書き、絵を描き、人と対話するAIは、もはや固定された機械・プログラムというより「流動する知性」に近い存在になりつつあるように思えます。私たちが日々、仕事やプライベートで、新しい経験を取り込んで学び、自分自身を更新(アップデート)していくように、AIもまた、無数のやりとりを通じて姿を「変え続けて」います。

当社でも建設業に特化した生成AIの活用をしており、AIの存在が身近になっています。AIの将来を語るとき、私たちはつい「完成形」を求めがちですが、生命がそうであるように、AIもまた「変化し続ける」からこそ価値があるのかもしれません。当社の企業理念「未来への胎動~「不易流行」変化を恐れず未来に向かって胎動する~」の通り、わたしも、たえず「変化」を学び、「変化」し続け、会社や社会に「“価値”を創出し提供」できる「知的生命体」目指し、自分自身をアップデートし続けていきたいと思います。

掲示板の前で、八十年余り前の科学者の言葉が、夜風とともに、私の肩をそっと押してくれたような気がしました。
――「あなたは、“変化”を楽しめているよ」、と。。。

A.M.

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