無知の知
2023年10月12日
皆様お元気でいらっしゃいますか。
私は、猛暑もようやく落ち着き
秋のような天気になって来ていることをとても感じています。
私は現在、金沢市の工場の新築工事に携わっています。
現場の周辺は住宅街にもかかわらず高速道路沿いでもあるので、
”皆様に見られながら工事が進んでいる”
という事を意識して毎日仕事をしています。
この現場で私は3つ目の現場となりますが、
まだまだ学ぶことがたくさんあります。
最近、仕事をしながら考えている言葉を
この場をお借りして紹介したいと思います。
それは「無知の知」です。
「無知の知」とは、
”自分に知識がないことを自覚することがとても困難である”
という事です。
私が社会人1年目の時にこの言葉に出会いましたが、
最初は理解が出来ませんでした。
「自分に知識がない事を認識する」
という事の意味が分からなかったのです。
しかし、現場に配属されてから
職人さんとのコミュニケーションが増え始めた頃、
「なんでこんなことも分からんのや!」
と注意を受けることがありました。
最初は「わからないから聞いているのに」と、
どうしたらよいのかわかりませんでした。
しかし、学びが足りないことへの注意の後に、
やさしく教えて頂いたおかげで
たくさんの新しい知識が入ってきました。
この出来事があった時に、この言葉を思い出しました。
「無知の知」というのは、
自分に知識がない事を自覚することがとても困難である。
だから、分からない時に分かったふりをするのではなく、
自分が未熟という事を再確認し、
誰かに聞いたり確認したりすることで、
”自分の知識という辞書のページを増やしなさいよ”
という続きがあるのだと思いました。
今では、専門業者の職人さんに聞くことが
恥ずかしいとは思いません。
聞くことで、
自分が知識や経験を積み学ぼうとしている姿勢が伝わり、
職人さんも私個人のことを認めてくれて、
さらにコミュニケーションが取れると感じます。
これからも分からないことがあればすぐに、
自分の判断が間違っていないか確認し、
意見を聞き、指導を受けることで
自分自身のレベルアップにつなげたいと思います。
最後になりましたが、
今年残り3か月健康でいられるように
体調管理に気を付けましょう。
Y.O.