建築総合サービス業 株式会社トーケン

社員ブログ「みんなが主役」

世の中は…

2022年3月17日

2022.03.17木藤季節は寒い冬から一年で一番過ごしやすい春へ移行していると言うのに、世の中は急に混沌とした情勢となっています。ただでさえコロナ騒動で物流が悪くなり、物価も上昇してきている上に、これ以上日常生活を脅かすような事は本当に早く終わってもらいたいと思います。

ところで先日、私の甥っ子が高校を卒業しました。入学してから、私たちが経験してきた普通の高校生活を、全く送れていないままに卒業となった話を聞きました。修学旅行に文化祭、体育祭など、当たり前に行われていた行事がことごとく中止となり、さぞかし寂しい思いをしただろうと慰めていると、『そうでもなかったよ。マスク生活は辛かったけど非日常的な経験が出来て、普段から当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないと思えて感謝できたから、良かった事も多かったよ』と言われました。

大人である自分の方が、二回り以上年下の子から、この発言を聞いて驚いてしまいました。当たり前を当たり前と思わない事。日本が平和であることが普通に感じている事で危機管理能力が鈍くなり、あらゆる危機的な状況での判断が遅いのが日本人の特徴ではありますが、今起きている日常は平和ボケしている日本人に警鐘を促しているようにも感じます。現在、自分が就いている職務でもそうですが、会社は放っておいても経営していけるものではない。社員一人一人が自覚と責任をもって会社の『あり方』と『やり方』を考えていかないと誰も会社を守ってはくれないのだと再認識しています。世の中の変化が激しくなっている中で、自分が出来る事をもっと本気で考えなければならないなと思います。 M.K.

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