過去との対話、未来との対話
社員ブログ ~みんなが主役~ 2015年8月31日


先月、ある建築物の記念パーティーに呼ばれて出席してきました。
大学院時代にゼミで酒蔵の改修工事の基本設計の手伝いを行った建物が竣工し、グットデザイン賞をはじめ多くの賞を受賞したため、施主の方が設計、施工に携わった人たちに対して「感謝の会」を開催したいとのこと。5年前の活動が今になってこのように評価され、また感謝されていることにうれしく思いました。
その会の中で建築物の設計者でもあり、大学の恩師でもある先生の講演会があり、改修工事とは過去の設計者との対話だという話がありました。「当時の設計者が何を考えて設計を行ったのか、その設計者の思いをくみ取って現代の工法でよみがえらせる。また自分のデザインを未来へのメッセージとする。それが改修工事の一番面白い部分である。」と言っていました。
スクラップビルド型からストック型の社会に変化しつつある現代においては、既存建物を再利用することが多くあります。過去の設計者の意図をくみ取ることは非常に重要なことだと感じました。改修工事があったときには施主の思いをくみ取ることはもちろん、過去の設計者の思いもくみ取り設計に取り組まなければと感じました。そのためにはまだまだ知識、経験が不足しているので日々学び、昨日の自分よりも少しでも成長できるように努力していきます。
K.S.