おわらと「美食学」と

社員ブログ ~みんなが主役~ 2023年9月14日

おわらと「美食学」と

天候に恵まれた今年の越中八尾おわら風の盆。

 

去年に引き続き、

当社のゲストハウス『八尾四季亭・春の風』

にお客様をお招きし、おわらを楽しんでいただきました。

 
踊りの見物や町内の散策など、

お客様のご案内は役員や営業が担当しますが、

食事の準備など裏方の仕事は

女性社員たちが手伝ってくれています。

 

昨年は『春の風』を初めて使ったこともあり、

彼女たちは試行錯誤の連続だったようです。

 

ところが今年はその教訓が活かされたのか、

食材の調達から盛り付け、配膳まで

すべてに手際の良さを感じました。


富山老舗の鱒すし。

庄川の鮎。

地元八尾の手作り豆腐。

富山湾で上がった魚の昆布〆に

富山名産の蒲鉾など。

 

以前は大皿に盛って

テーブル単位でお出ししていましたが、

昨年からはお客様ごとに配膳しています。

 

それぞれの食材は

地元出身の根上会長が厳選したものですが、

その盛り付けや器のチョイスは

裏方を任された女性社員のこだわり。

 

手前味噌になりますが、

食事の見栄えに込められた彼女たちの気遣いが頼もしく、

また懸命な働きぶりを微笑ましく眺めてもいました。

 

さて、その食事をいただきながら、

以前なにかのテレビ番組で紹介されていた

「ガストロノミー」

という言葉をふと思い出しました。

 

フランスで生まれた言葉で

日本語では「美食学」と訳されるそうです。

 

しかし、美食=単に美味しい

ということだけではありません。

 

その食材を育んだ風土と

そこに内包された歴史や文化、

人々の営みにまで思いを馳せる。

 

それがガストロノミーの精神だそうです。

 

ガストロノミーは大げさかもしれませんが、

ご用意した食事がおわらと一体となった記憶として

お客様の心に長く残ってくれたらいいな、と思ったのです。

 

その一方で、まだやり残していることにも気づきました。

 

ホスト役として、

おわらのこと八尾のことなど歴史や文化も含めて

もっと理解しておく必要があるということです。

 

スタッフ一人ひとりが

踊りだけでなく八尾の風土や歴史についても

お客様にお話しすることができたなら、

お客様にとって、より印象深い時間になるのでは、と思ったのです。

 

そしてまた、

この年中行事をみなが将来にわたって大切にしていきたいものだ

とも思っていました。

 

T.O.

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