加賀屋新館 起工式への想い
春風秋霜 ~根上健正の想い~|相談役だより 2026年8月25日
待ち望んだ加賀屋新館の起工式が、ようやく8月25日に行われました。令和6年1月1日のあの能登半島大地震から、実に2年と8か月を経ての起工式です。
とにかく加賀屋さんの復興への強い願いとは、「日本一の加賀屋の、おもてなしの流儀の旅館の火は消してはならない、再び生き返らす」という加賀屋全従業員の並々ならぬ決意の込められた起工式です。「加賀屋の復興なくして和倉の復興なし、和倉の復興なくして能登の復興はない」とまで言われるほど、加賀屋の復興は石川県の大きなシンボルであり目玉であり、全国からの注目の的となっています。
私たちは多くの問題を抱えた難工事を、我がトーケンが請負い、完成まで責任を持つという大役です。これまで加賀屋さんとの信頼関係を築いてもう15年が経とうとしています。小田代表や渡辺社長を始めとする関係者の皆さんから、加賀屋の全ての建物を、トーケンなら安心して任せられるとの期待に応えてこられたのは、私たちの自覚と責任、そして努力があっての事と自負しております。
さらに、この未曽有の復興工事を、自信を持って施工できる事は、20年前の小松の地域ゼネコンから脱却し、改革への挑戦と努力の中で力をつけ、会社を変革・成長させてきた努力の賜物です。私たちは長年の加賀屋さんからの恩義にお応えし、まだまだ山積している難問題を共に解決しながら、完成まで必ずやり遂げるという決意の起工式です。
改めて「加賀屋の復興なくして和倉の復興なし、和倉の復興なくして能登の復興はない」――この言葉が示すように、加賀屋の再建は単なる一旅館の復興にとどまらず、能登半島全体の再生を象徴する大きな意義を持っています。トーケンとしての誇りと責任を胸に、必ずや完成をやり遂げます。
相談役 根上 健正