2026年度CFT構造賞(普及)を受賞しました ~ウレシャス小松~
建設事業 2026年8月20日
6月19日、トーケンリンクが施工に携わった「ウレシャス小松」が2026年度CFT構造賞(普及)を受賞しました。
施主:北電産業小松ビル合同会社
設計:株式会社日建設計
施工:熊谷組・丸西組・トーケンリンク共同企業体

<受賞理由>
(意匠)
シンプルでインパクトのある斜めの外観は小松に馴染み深い北前船を彷彿とさせ、全国の人・情報・サービスが集まり、発信する交流の中心として賑わい作りに貢献することが期待されている。
(構造)
特徴的なフォルムの採用に当たり、コア部にCFT柱を設けることで全体剛性を高めつつ、建物自重をバランスさせ、基礎の引き抜き耐力にも期待することで全体架構としての転倒抵抗を高めている。また、長辺方向には意匠性も兼ねた木補剛制振間柱を設けている。本部材は付加制振装置としているため、構造安全性の確認においては安全側に配慮されている。
(耐火)
コンクリート強度がFc60の充填コンクリートを採用し、耐火被覆厚さを低減させ、柱外形のスリム化・有効床面積の拡大に寄与させた。
(施工)
1階床下は落とし込み工法を用いたが、1階床以上は圧入工法を採用した。圧入時には柱頭部よりCCDカメラを設置することで、適切に圧入が出来ているかを目視でも確認できるように配慮している。
(普及)
本地域での施工は初となる。高強度コンクリートを製造している生コン工場自体も限られていたため、試し練りを行い、経過時間におけるフレッシュ性状の確認や供試体作成による圧縮強度の確認、沈降量測定、ブリーディング量の測定などを行い、適切にCFT柱に供給できるコンクリートを製造できることを確認している。
(環境)
「コマツリー」を始めとした様々な環境配慮したシステムを取り入れている。その結果、1次エネルギー消費量を省エネで55%削減し、創エネでさらに4%削減させることが出来ている。