それぞれの事おもひ出す桜かな
社員ブログ ~みんなが主役~ 2020年4月13日
桜の季節を迎えたにもかかわらず、この春に限っては残念な思い。一方で、この時期に回ってきたブログ担当としては桜の写真がないのも寂しいこと。
それで・・・。

去年、金沢城で眺めた桜です。穏やかな日が続き、たわわに咲いた桜が出迎えてくれたことをよく覚えています。
さて、このところのコロナ騒ぎで企業活動においても甚大な影響が出始めていますが、特に影響が深刻な飲食・サービス業の経営者をお訪ねした時の話です。
「回復までに三年はかかるだろう」、開口いちばんがこの言葉でしたから、てっきり暗い話になるものと思いました。ところが、その後のお話はまったく逆で、これからの世の中の動き、例えば、延期されたオリンピック開催、北陸新幹線の敦賀延伸、大阪万博などを見据えた戦略を自信たっぷりに解説されたのです。そして最後に、これからは「人」が最も大切、この3年間で徹底した人材教育を行うと結ばれました。何十年も経営の先頭に立ち、おそらくは様々な苦難を乗り越えて来られたのでしょう。自信に満ち溢れた言葉からこの苦境に立ち向かう覚悟や胆力、勝負勘のようなものが伝わってきました。また、業種は違いますが、この難局を乗り切るヒントもたくさんいただき、「悪いことばかりではない」と、清々しい気持ちになることもできました。
ところでブログタイトルのこと。
さまざまの事おもひ出す桜かな
松尾芭蕉が郷里、伊賀上野の桜を詠んだ句と伝わっています。何年か後、ゆっくりと桜を楽しみながら、「そんなこともあったな」と、この騒動を平然と振り返ることができるよう、今だからこそできることをしっかりと見極め、抜かりなく対処したいと願うものです。 T.O.