新聞記事に掲載されました! ~【小さくても勝てる】シニア社員、定年後も輝く 中小企業支える「年の功」~
2025年1月10日
お知らせ
本日1月10日(金)日本経済新聞 朝刊18面にて、当社のシニア活躍への取り組みとして、IT(情報技術)を活用して活躍する技師長の紹介と根上会長の言葉が掲載されました。
(記事より引用)
中堅・中小企業が他社で定年を過ぎたシニアを採用し、その力を最大限引き出そうと職場環境を整えている。肉体的な負担を軽くする一方、資格取得を支援して働く意欲を持ち続けてもらうなど工夫を重ねている。弱みを補い、豊富な経験を生かして業績の向上につなげている。
建設業のトーケン(金沢市)は技術力を高めるため、大手ゼネコンなどで定年を超えたシニアを積極的に採用している。IT(情報技術)を活用して移動の負担を軽くするなど働きやすい環境を整えてきた。
「基礎コンクリートに開けた配管用の穴の位置と数は図面通りか確認を」。清水建設OBで、給排水など設備担当の酢馬峯男技師長(77)はモニターで建設現場を見ながら携帯電話で社員に指示をする。現場にズーム機能付きカメラを設置してあるので、出向く回数を減らせる。酢馬さんは「全体の状況を見渡すのに便利」と話す。
トーケンではシニア社員が技師長や顧問として入社し、若手や中堅社員を指導する。現在は9人。社内アカデミーの講師も務めている。
シニア採用は根上健正会長が社長だった2006年に始めた。これまで17人が入社し、社内の技術水準も上がった。24年2月期の売上高は115億円と18年間で3倍強になった。社員数は約80人。根上会長は「高齢者の活躍が若手・中堅の刺激となり、会社成長の原動力になった」と話す。
●日経新聞電子版:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF256GZ0V21C24A2000000/