本年を振り返り
2024年12月23日
2024年もあっという間の一年であったように感じます。今年は能登の震災から始まり、多くの出来事がありました。まずは、被災された方々に心からお見舞い申し上げ、一日も早い復興を願っています。
根上会長が牽引し、社員と共に努力を重ねてきた成果として、今年3月には「日本でいちばん大切にしたい会社大賞・中小企業庁長官賞」を受賞することができました。当社の更なる強みとして、この先の新たな成長に向けブランディングし進化していかなければなりません。
今期も業績は好調で、昨年受注した大型工事が今年の夏に無事完成し、さらに創業以来最大規模となる新工場建設工事を設計施工にて特命受注し、建設が始まりました。資材価格が高騰する中でも、お客様の設備投資は盛んで、多くの工事案件を受注できたことを嬉しく思います。日頃より当社を支えてくださるお客様、互助会を始めとする協力企業の皆様、そして社員の皆さんに深く感謝申し上げます。
社内では、「工務本気塾」という人財育成プログラムが功を奏し、若手・中堅技術者が監理技術者・現場代理人として配属され、頼もしくもあり、更なる成長を願い、期待しています。また、時代の変化に対応するため、社内グループウェア、現場業務管理システム、AIの導入、設計BIMを活用した提案業務の標準化など、積極的にDX化を進めています。将来を見据えた業務の効率化と生産性向上が、お客様への付加価値提供の一助となるよう、また社員のワークライフバランスの実現、モチベーション向上にも繋げてまいります。
最後に、今年は様々な成長を実感する年でした。業務も残りわずかとなりました。寒い日が続きますが、どうか健康に気をつけて、無事故無災害で新しい年を迎えられるよう、心よりご祈念申し上げます。
令和6年12月
代表取締役社長 伊野 博俊