建築総合サービス業 株式会社トーケン

社長コラム

未来への胎動 代表取締役社長が、その想いを綴ります。

トーケン労災互助会安全大会 挨拶(一部抜粋)

2023年6月1日

本日はご多忙のところ、「トーケン労災互助会 安全大会」にご参会頂き、誠にありがとうございます。また、協力企業の皆様には、常日頃より、ご支援ご協力賜わり、改めて、感謝と御礼を申し上げます。本日より今年度の「全国安全週間」の準備月間に入りました。スローガンは「高める意識と安全行動 築こうみんなのゼロ災職場」です。今一度、当社の安全管理について再認識し、安全への取り組みをより一層強化していかなければなりません。本日「トーケン労災互助会安全大会」を開催し、改めて、皆様と共に安全意識の向上を図りたいと思います。

建設現場では、転落、墜落、火災等いろいろなリスクがあります。「真の安全第一」が、経営の基本原則として、一切の妥協をせず、日々の業務に関しても安全を最優先に考え、皆様が安全安心に仕事ができる職場環境を実現していかなければなりません。そのためには、皆様のご協力が必要です。現場での作業前には、しっかりと安全確認を行い、それぞれが責任を持ち、自分自身や周囲の安全に気を配るようお願いします。また、安心・安全な職場・作業環境を構築するためにも、安全に関する知識や技術を習得し、意識的な安全行動、安全基準の遵守が必要であり、皆さん一人一人の絶え間ない努力の積み重ねが重要です。この安全週間、安全大会を機会に、いつも安全パトロールや安全指導でお世話になっております森國顧問の安全講話も踏まえ、日頃の安全活動を振り返り、形骸化、マンネリ化していないか、何のために日々取り組んでいるのか、安全意識を高揚させ、これからの安全活動に取り組んでいただきたい。 

令和6年4月から建設業にも時間外労働の罰則付き上限規制が適用され、この業界でも「目指せ週休2日+360時間(ツープラスサンロクマル運動)」を推進しています。トーケンでは、5年程前から「働き方改革は宝の山」をスローガンに業務改善を遂行し、社員の皆さんや協力企業の皆さんのお陰で、ここ数年進化しながら、規制以下での残業時間を達成し続けています。生産支援やデジタル化、IT化を進め、生産性の向上に努めてきました。いま現在、建設ÐXが叫ばれています。当然この先、更にBIMをはじめDX化を進めていかなければなりませんが、この建築業界の作業所では、これからはAI等を駆使し活用する場面も出てくるかとは思いますが、まだまだ、みなさんの人の手に頼っていかなければなりません。貪欲に、アナログなことですが、日々の安全活動を継続することで、「安全職場」「ゼロ災害」を実現するため、先ずは「安全第一」の精神に基づき、人命尊重を最優先し、安全の確保、働く人たちに、働き手のより良い作業環境の整備を推進することは、経営責任であり、トーケンの社会的使命でもあると思っています。スローガン「高める意識と安全行動」をしっかりと心に刻んでください。取引業者の皆様を「真のパートナー」として大切にして信頼関係を築けるよう、誠心誠意、しっかり取り組んでいきたいと思っています。

これから、夏本番を迎え、特に現場の皆さんには大変なご苦労がありますが、職場での熱中症対策を万全に施し、ご自愛頂きたいと思います。最後に、本日ご参会頂きました皆様の、ご健勝とご活躍を祈念申し上げ本会のご挨拶とさせていただきます。

 

令和5年6月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

 

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