建築総合サービス業 株式会社トーケン

社長コラム

未来への胎動 代表取締役社長が、その想いを綴ります。

本年を振り返り

2022年12月14日

早いもので本年も残すところ半月となりました。今年もこうして地域と共に成長していけることは、ご厚情いただいておりますお客様、協力業者様、そして優秀な社員のおかげであり、皆様には心より感謝申し上げます。また、本日の日本経済新聞(全国版)に「令和4年度高年齢者活躍企業コンテスト」厚生労働大臣表彰優秀賞を受賞した当社の紹介が掲載されました。この大変名誉ある賞の受賞は、トーケンを変革・改革されてきた根上会長と、トーケンで活躍されている技師長やシニア社員、そして先輩社員に敬意を払いながら技術を伝承する社員の皆さんのおかげです。

さて、トーケンの今年一年を振り返ると、本当に多くの出来事がありました。まずは2月に金沢本社増築によって設計部も金沢常駐となり、金沢では会議室や応接室も増え、小松・金沢本社共に余裕のある快適な職場環境となりました。また、3月に発表した53期スローガン「人を大切にする経営」に基づき、年間を通して経営のあり方を考え、実践してまいりました。社員には、残業30時間実現のほか、教育・介護基金制度、住宅手当制度などを整備し、社外社員として車の両輪である協力企業様には、締日から支払までの期日短縮と、でんさいの支払サイトの短縮に取り組みました。5月と9月には、新たに整備した社員も活用できるゲストハウス八尾四季邸「春の風」に社員やお客様を招待し、有効活用ができたのも富山で地盤を固めていく将来を見据えた大きな成果です。また、地域貢献や地域共生社会を目指す取り組みとして、障がい者就労支援プロジェクトBuddyや高齢者施設紹介センターウチシルベの活動もあります。多方面でこれまで永年培ってきた成果が、高年齢者活躍企業コンテストでの厚労大臣表彰優秀賞の受賞や、健康経営優良法人ブライト500として、社会にカタチとして評価されたことは、社員にとって励みにもなります。

建設本業での表彰においては、4月こまつまちなみ景観賞(今出電気商会)、7月金沢市優良建設工事表彰と建災防安全優良表彰(中央小学校屋内運動場)、また11月石川県土木部長優良建設工事表彰(県立図書館その2)など多彩でありました。民間工事においても、多くのお客様から感謝状をいただきました。

未来への投資としては、リファラル採用での増員、生産性向上と働き方改革に基づく会議体でのペーパーレス推進とタブレットの活用、BIMを中心とした建設 DX に向けた取り組みも進めています。

これから悪天候の日も多くなります。みんなで元気に新年を迎えることができるように、安全第一を徹底し、地域から必要とされお役に立つ企業として志高く「人を大切にする経営の実践」と「地域未来共生社会の実現」に向けて取り組んでまいります。

 

令和4年12月15日

代表取締役社長 伊野 博俊

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