建築総合サービス業 株式会社トーケン

社長コラム

未来への胎動 代表取締役社長が、その想いを綴ります。

トーケン労災互助会安全大会あいさつ

2022年6月2日

 本日はご多忙のところ「トーケン労災互助会安全大会」にご参会頂き有難うございます。今年度は新型コロナ感染予防対策を講じた上で3年振りの開催となり、常日頃より皆様のご理解とご協力に心より感謝を申し上げます。当社52期決算も増収増益となり、創業以来はじめてトーケン単体売上高100億を達成することができました。主な完成工事としては、民間の大型工事をはじめ、官庁の大型工事やJV工事にも参画していますが、軽微な事故や物損事故等がありましたが重大災害もなく、無事に多くの工事を完成できたのも協力業者皆様のお陰です。

 本日、安全講話をしていただきます「ふくい労働安全コンサルタント所長」で「トーケン安全顧問」である森國顧問の安全指導を受け、月1回の社内安全衛生協議会の報告によりますと、以前と比べて安全に関する指摘事項も変わってきています。各作業所における皆さんの安全意識や細かな取り組み、安全管理が進歩・向上してきていると実感し、根上会長と思いを同じくしているところです。森國顧問には、引き続き、大所高所からのご指導をお願い申し上げます。

 さて、今年度の安全週間スローガンは「安全は急がず焦らず怠らず」です。日頃より皆様には、永年培ってきた作業時の「基本ルール」の徹底をはじめ、リスクアセスメント、職場巡視、危険予知活動、ヒヤリハット活動等、労働災害の防止に向け、様々な取り組みを続けていただいています。安心・安全な職場を築くためには皆さん一人一人の絶え間ない努力の積み重ねが重要です。この安全週間そして安全大会を機会に日頃の安全活動を振り返り、マンネリになっていないか、何のために日々取り組んでいるのか、安全意識を高揚させ、これからの安全活動に取り組んでいただきたいと強く願っています。職場環境に目を向けると、新型コロナウィルス感染症予防対策に於けるテレワークやマスクの着用など、働き方や職場のコミュニケーションのとり方にも変化が生まれました。しかし、どんな状況であっても安全第一の理念は変わるものではなく、日々の安全活動を継続することで、「安全職場」「ゼロ災害」を実現しなければなりません。

 第53期のトーケングループスローガンは、「人を大切にする 地域スーパーゼネコンの使命を果たそう」です。「人を大切にする」の人には、社員とその家族と取引先社員とその家族も入っています。また、毎年トーケンの経営方針の中に「「真の安全第一」安全管理力を高め、休業災害の撲滅と重大災害ゼロを厳命とする!!」があります。何よりも、先ずは「安全第一」の精神に基づき人命尊重を最優先し、安全の確保、より良い作業環境の整備を目指すことは、われわれ建設業が重要な社会的責任を果たすことにも繋がっていきます。これから、夏本番を迎え、特に現場の皆さんには大変なご苦労がありますが、今年度も新型コロナウィルス感染症予防対策と熱中症対策、バランスよく両立させて、安全と健康にご留意願います。最後に、本日ご参会頂きました会員皆様の、ご健勝とご活躍を祈念し、簡単ではございますが、安全大会のご挨拶とさせていただきます。

 

令和4年6月1日

代表取締役社長 伊野 博俊

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