建築総合サービス業 株式会社トーケン

会長室だより

女性活躍「えるぼし認定」

2023年4月28日

えるぼし3段階目先月、厚生労働省より「えるぼし認定(3つ星)」を受けることが決定し、5月11日には石川労働局にて認定式に出席することになりました。2006年の私の社長就任以来、女性社員の活躍は、トーケンの成長、発展の原動力の一つであるとの認識で、女性社員の意識改革を促し、女性の働きやすい環境づくりや待遇改善などに努力してまいりました。今や、女性社員が活き活きとやりがいを持ち、高いモチベーションで頑張っている姿に感銘を受ける毎日です。

男女差ではなく能力差で評価し、責任感と自覚をもって業務に取り組んでいただいており、現在は10名もの女性管理職がいる組織体制となっています。正直に言うと、当初は責任の重い管理職に就くことに抵抗感のある社員の意識改革から始めたことを思い出します。女性ならではの家庭や家族、育った環境や先入観などもあり、女性社員自身の考え方にもいろいろなハードルもありましたが、女性陣の活躍がトーケンを元気にし、会社の発展に貢献できるという思いが浸透し、徐々に意識も変わり現在のように成長してきたと思います。

 

建設業は男性社会の職場と捉えられがちですが、今回の「えるぼし認定」を機会に、実際に全国の状況を調べてみると、やはり3つ星認定企業約1,500社のうち建設業は数十社程度に留まっており、トーケンはいかに取り組みが進んでいるかを改めて認識できる機会となりました。

近年のトーケンの先進的な取り組みについては、石川労働局「ベストプラクティス企業」認定、石川県経営者協会「かがやきカンパニー大賞」受賞、厚生労働省「高年齢者活躍企業コンテスト優秀賞」受賞、経済産業省「地域未来牽引企業」選定、そして今回の「えるぼし認定」と、高く評価をいただいております。

トーケンは「人を大切にする経営」を学び、今年度は「人を大切にする地域スーパーゼネコンの使命を果たす」をスローガンに、地域共生社会の実現への貢献を目指しています。私共は、これからの少子高齢化、人口減少の難しい時代には女性活躍が必須と考えており、女性の活躍があって初めて企業が発展すると確信し、取り組みを進めています。もちろん女性だけでなく、若年も高年齢者も障がい者も、皆が力を合わせて地域に貢献したいと願っています。

 

令和5年1月吉日

 代表取締役会長 根上 健正

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