越中八尾曳山祭り
2023年5月12日
ようやくコロナの感染問題も峠を越え、各地で「祭り」が盛んに開催されるようになりました。
私の故郷、八尾町でも「越中八尾曳山祭り」が5月3日に催されました。トーケンのゲストハウス「八尾四季邸・春の風」に多くの社員とご家族が集まり「祭り」を楽しんで頂きました。
ゲストハウス「春の風」の前は曳山角回しの見せ場にて、6台の曳山がそれぞれ町の名誉をかけて難しい角回しを競います。「ホリキのミッツのヨーカンボ」「サーヤーチ」などの独特の掛け声のもと、一斉に力を出し合い回します。上手に回すと観客から「うまいぞ!」と拍手喝采がわき起こります。それが励みとなり、若衆たちはさらに頑張ります。
私は「風の盆」の越中おわら節に哀愁を感じ胸が熱くなりますが、曳山祭りの笛などの音色と山車のかけ声に、血が騒ぐというか遠くにいても「居ても立っても居られなく」、自然と故郷八尾に向かってしまいます。
今年は生まれ育った「今町」の曳山総代より、「今町曳山の祭神菅原道真公(天神様)の前に着いて」との有難い嬉しい話を頂きました。
私も77歳喜寿の年ですので、喜んで参加しました。(写真)
幼少の頃から約70年ぶりの事です。前日から心がウキウキし、まるで子供に返ったかのようでとても楽しく、良い思い出となりました。実は、当日昼の曳山を見物して一旦金沢に帰ったのですが、夜の提灯山がどうしても見たいとやはり血が騒ぐ思いとなり、再び八尾に入りまして6台の提灯山を童心に帰った思いで見ておりました。
「故郷は本当に有難い!八尾に生まれて本当に良かった!故郷八尾に生まれたことは私の誇り!」故郷八尾の多くの皆様や亡き両親などに愛情一杯に育んでいただき、ただ感謝の念で胸が熱くなる一日でした。
令和5年5月吉日
代表取締役会長 根上 健正