建築総合サービス業 株式会社トーケン

社員ブログ「みんなが主役」

生きたドラマ

2025年7月31日

20250731 岡本先週末、トーケン労災互助会(協力企業各社との会)の発足50周年を迎えたことを記念し、企業代表者と社員を合わせ200名近くの参加者により「感謝のつどい」が開催されました。長年にわたってご協力ご支援をいただいた企業の皆様や、貢献の大きかった社員への感謝を表すためのものでしたが、共にこれまでの軌跡を振り返ることができ、絆を深める意味でも今後につながるとても良い会となりました。

 

企業は生きたドラマであり

日々厳しさの中に夢と感動がある

限りなきロマンを 生きがいを与える企業こそ真の企業

 

今年度、この言葉を念頭に歩み出しましたが、「感謝のつどい」では、私たちの歩みは、正しくこの言葉通りであったことを実感いたしました。

 

特に、当社のこの20年間の改革と成長の歴史を振り返るとき、まるで夢と感動のドラマのようであり、脚本・演出家のように創造的な構想や計画と、それを実際に実施できるまでに導いていただいた現会長には、改めてこの場をお借りして、心からの感謝を申し上げます。また、両専務や技師長・顧問の皆さん、多くの協力企業の皆様、これまでご尽力いただいたすべての皆様に感謝いたします。

 

9月からは、新たな体制となりますが、信頼する社長を先頭に、私たち社員が一つとなって進むうえで、大きな励ましを頂く機会ともなりました。と同時に、これを我々が受け継ぐことを考えるとき、身の引き締まる思いがします。

 

最近、心に残った詩を思い出しました。

 

冬があり夏があり
昼と夜があり

晴れた日と
雨の日があって

ひとつの花が咲くように
悲しみも苦しみもあって
私が私になってゆく

 

これは、星野富弘さんの詩画作品「悲しみの意味」の詩文です。

この絵(右の詩画作品)には、秋の日だまりに咲くサフランの花が描かれています。

 

ご存じの方も多いと思いますが、星野富弘さんは、1970年、24歳の時に、不慮の事故で頸髄を損傷し、首から下の感覚すべてを失いました。天井を見つめるばかりの日々を過ごす大変な闘病生活で、口にペンをくわえて文字を書いたことをきっかけに、病室から見える庭の花々やお見舞いでいただく花を描くようになり、これに添えられた短い詩が一体となった詩画集が、今も世界中の多くの方を励まし、感動を与え続けています。惜しまれて昨年4月に召天された星野さんの1周年を記念したコンサートに先日、参加する機会があり、改めてこの詩を味わったのです。サフランは、凍てつく寒い冬や太陽の照りつける暑い夏、風雨に耐え、ようやく一年に一度だけ花を咲かせているのです。この花のように、悲しみも苦しみも乗り越えて「私が私になってゆく」という富弘さんの言葉には、ずっしりとした重みを感じます。

 

現在、当社に何か苦しみや悲しみがあるというのではなく、また将来を憂うことも一切なく、順調と言うよりは、むしろ驚くばかりの成長を遂げて、この大きな節目を迎えることができました。ただ、晴れの日ばかりでなく、雨の日も、昼も夜も、夏も冬もあります。この先、どんな困難が待っているかわかりません。星野さんのように絶望のどん底に陥った人が、「私が私になってゆく」とすべてを受け入れ、それを感謝していることに感動を覚えつつ、「トーケンがさらにトーケンらしくなってゆく」というと何か変な表現ですが、社員や関係するすべての人に喜ばれるいい会社を目指して、わたしたち一人ひとりが、さらなる経験のなかで成長していきたいものです。

 

生きたドラマは、これからも続きます。

 

H.O.

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