目にするもの
2025年6月19日
ここ数日の暑さにまだ体が慣れていないせいか
季節の変わり目に体調を崩される方もいらっしゃいます。
皆さま、食事と睡眠をしっかり取り体調管理には十分お気を付けください。
先日、休暇をいただき韓国へ旅行してきました。
移動中にソウルの街を歩いていると、変わった建物がところどころにあり
思わず足を止めて写真を撮ったりしました。
その建物を見ながら
「施工が難しそうだけど、どうやって建てたんだろう?」
「あの材料は何だろう?」と、
技術的な知識がない私なりに
思いがけず出会った建物に興味を持って見入ってしまいました。
その間、私を待っていてくれた友人にも感謝です。
人はどうしても大きなものや目を引くもの
新しいものに目が行きがちです。
それは無意識のうちに目に入ってくるからですが
反対に、小さなものや目立たないもの、古いものは
意識してみないと気づかないことがあるかもしれません。
大小・新旧に関わらず
どんなものにも人の手と思いが込められており
見えない部分にも誰かの息吹が吹き込まれていることを大切にしたいと感じました。
仕事にも似たようなことがあると思います。
目立つ部分にどうしても目が行きがちですが
実際には見えない場所で多くの人が
黙々と仕事をしていることに気づく瞬間があります。
どんな業務にも必ず意味があり
その意味を感じられるようになれば
たとえ大変な仕事でも
やりがいや成長を実感できるようになるはずです。
狭い視野で仕事に取り組んでいると
どうしても自分が孤立しているように感じてしまう時があるかもしれません。
しかしそんな時こそ
視野を広げて自分の役割を考えることで
今自分が携わっている仕事が他の社員の助けになり
次へのステップへと繋がっていくと感じ取ることができます。
これからも一つ一つの業務に心を込めて、大切に取り組んでいきたいと思います。
次回行った際は、古い建物にも目を向けてみようと思います。
T.I.