ビロンギング(belonging)
2025年3月6日
先日、社内会議で会長が発表された内容より
「ビロンギング」という言葉を知りました。
全社員の力を結集して「いい会社」をつくり
地域社会貢献の意義と
社員の幸福実現への方針について
「ビロンギング」という言葉を用いて示してくださいました。
「ビロンギング」(belonging)とは
所属、一体感、帰属意識のことを指します。
個性を生かして組織に関わり「居場所がある」と感じる
人の感情を表す言葉です。
ダイバーシティなどの多様性と同様に
組織が重視すべき概念だという意識が広がり始めているとのことです。
ある調査によれば
強いビロンギングの意識を持つ従業員は
そうでない従業員と比べて
企業や人と積極的に関わろうとする意欲が高く
自分が会社にいる意味を自覚でき
目標達成に向けて努力するモチベーションが高まるということでした。
「ビロンギング」は
組織の一員としての安心感や連帯感を生み出し
個人のパフォーマンスや組織全体の生産性を高める重要な要素です。
「ビロンギング」を求める上で
組織内の信頼関係などが非常に重要となり
上司だけでなく同僚やメンターなど
多様な立場からのサポートが必要です。
気軽に相談できる同僚やキャリアの先輩である
メンターは部下にとって心の支えとなります。
組織全体で、互いに気を配り
声をかけやすい雰囲気を作ることで
誰もが安心して働ける環境が実現します。
また個人として考えなければならないことは
「ビロンギング」はあくまで自己成長を支える土台であり
依存するものではないということです。
会社に甘えるのではなく
常に自己研鑽を続けることが必要不可欠です。
組織が「ビロンギング」を育む環境を提供し
個人が自己研鑽を続けることで
個人の成長と組織の発展が相互に促進されます。
「ビロンギング」が高まると
働きやすい組織のイメージが広がり
組織のブランディング強化に繋がります。
ブランディングが高まれば
優秀な人財確保の機会も増えることが期待できます。
3月より新しい大きな目標達成に向けて
当社の新年度が始まりました。
会社と個人の双方にとって持続的な成長を続ける
PDCAサイクルとして「ビロンギング」を意識し
会社と自身の幸福に向けて日々努力を続けていきたいと思います。
K.N.